2016年11月22日
薬剤師の不足と精神科病院に関して
全国的な薬剤師の不足が続いていますが、それは精神科病院に関しても同じです。ナーバスな職場環境にあることで、通常の職場に比べると気遣いが強いられる場面が多いと推測されます。一方の患者の立場になれば、何かと偏見も多い状況になっているのも事実です。しっかりと治療をすれば、必ず治る時代になっています。薬剤師の肩にかかる期待は大きくなっていて、まさに患者との二人三脚ではないでしょうか。気になるのは給与面ですが、やはり他の仕事に比べると格段に高いようです。
30代であっても年収が500万円を超えるようですし、医師や看護師に比べても遜色はありません。給料のために仕事をする訳ではありませんが、モチベーションの一つにはなるのではないでしょうか。精神科病院の特性を考えると、不規則な勤務があります。自ずと夜勤が多くなりますし、緊急で呼び出されることもあるのではないでしょうか。大学病院や総合病院には必ず精神科がありますし、そこで働く薬剤師の数も増えているようです。
60歳を超えてても活躍することが出来る仕事ですし、結婚や出産がマイナスになることもありません。日本の高齢化は進んでいて、患者の年齢も高くなっています。より高度な医療が求められていますし、新薬の知識を常に吸収することが重要になるはずです。調剤薬局やドラッグストアに人材が流れてしまっていますが、有能な人材をどうやって確保するかが今後の課題ではないでしょうか。